interviews: June 2015アーカイブ

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THE RAINCOATS

わたしたちは、アルファ・メイル以外の
みんなにそんな気持ちを与えているのかもね

70年代の末にレコード・デビューを果たしたバンド、ザ・レインコーツは、当時思春期まっただなかだった筆者にとって、同じくラフ・トレード・レコーズと契約していたヤング・マーブル・ジャイアンツと並ぶ、実にやっかいで、大きな存在だった。

彼らに対する思いというのは、生身の恋愛相手に抱く感情と似ていたかもしれない。後者のシンガーは女性だったが、ソングライティングはおもに男性が手がけていた。一方レインコーツは、途中から男性メンバーを含みつつも、中心的存在は女性たち。

それゆえ、よけいに...。

そんなふうに感じてた者は、世界中に少なからずいたようだ。今は亡きニルヴァーナのカート・コバーンも、そのひとり。それが、90年代前半におけるレインコーツ再結成を後押しした。当時筆者はロンドンのライヴ・ハウスとレディング・フェスで一度づつその勇姿をおがむことができた。ガラージという名前から想像できるとおり前者のキャパは決して大きくなかった。終演後、普通にフロアに出てきた彼女らに、みんないろいろ話しかけていた。だけど(自分にしては珍しく。だから、前記のような理由で:汗&笑)、声をかけることなど、まったくできなかったと正直に告白しておこう。

今からちょうど5年前、2010年6月には、まさかの来日公演も実現。ぼくが観た90年代から約15年たっても、その音楽の素晴らしさはまったく衰えていなかったどころか、さらによくなっていた。

そんな彼女らが、またもや、5年ぶりに日本に来てくれる!DUM-DUM LLPのイヴェント(DUM-DUM Party)、そして単独公演のために!

なんとも、うれしいことではないか。それを記念して、諸般の事情(って、単に筆者が「抱えて」いただけともいう...。すみません...)でお蔵入りとなっていた、ふたりの中心人物、アナ・ダ・シルヴァとジーナ・バーチのインタヴューを、今ここに公開しよう!

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