interviews: March 2012アーカイブ

22-20S

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22-20S

僕らもブルースによってもたらされる
豊かで長い音楽の伝統に連なりたいと思う


00年代初頭、ホワイト・ストライプスやストロークスを筆頭に"ガレージ・ロック・リヴァイバル"と呼ばれるムーヴメントが、新たな音楽シーンの到来を告げていた。その中で、当時まだ20歳そこそこという若さながら、ブルースを血肉化したデビュー・アルバムで颯爽と登場した22-20s。でも、その後の歩みは決して順風満帆といえるものではなかった。このインタビューでも語られているとおり、「ブルース・バンド」というレッテルを貼られることへの葛藤と疲弊から、バンドは2006年に解散してしまう。

けれども、22-20sのストーリーはそこで終わらない。解散から4年後、音楽への情熱を再び取り戻した彼らは前作にあたる2ndアルバム『Shake / Shiver / Moan』で見事に復活を遂げる。よりメロディアスに、よりカラフルに鳴らされるサウンドは、「ブルース・バンド」という枠に収まりきらないギター・バンドとしての可能性を感じさせた。そして、いよいよ3rdアルバム『Got It If You Want It』が完成! ブルースが好きな人なら、このタイトルにピンと来るはず。まずは新曲「Pocketful Of Fire」のストリーミングをチェックして欲しい。自信に満ちあふれたラウドなリフと表現力を増したマーティンの歌声。そう、22-20sはこの3rdアルバムで、かつて自分たちを解散にまで追いやった「ブルース」という音楽に、もう一度向き合っている。

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THE VACCINES

僕らが過去のカルチャーに対して
リスペクトの精神を持っているのは確かだね


2回のキャンセルを経てようやく単独での来日公演が実現したイギリスのギター・バンド代表、ヴァクシーンズ(こういうフレーズは彼ら自身嫌いそうだけど、あえて)。

勢いとビッグ・マウスだけでデビューしてさっさと消えてしまうようなそこらのバンドたちとは違い、ヴァクシーンズには新人離れした風格と歴史上の優れた音楽に対する丁寧な目配せがある。そしてそれらをアーティーに表現してしまうのではなく、究極にシンプルかつモダンなポップ・ソングにしてしまうあたり、ほんとうに何年にひとつの素晴らしいバンドだと思う。今回は東京でのライヴ前日にギタリストのフレディー・コーワン(ホラーズのメンバーの弟。アップリフティングでクラシカルな音色のギターを弾く)とベーシストのアーニー・ヒョーパーに話を訊いた。

インタヴューのときに改めて気付いたんだけど、ヴァクシーンズってとってもグッド・ルッキングなバンドだね!

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all photos by Mitch Ikeda