Top 50 Records 2016

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01. Frank Ocean『Blonde』

02. Blood Orange『Freetown Sound』

03. Justice『Woman』

04. Chance The Rapper『Coloring Book』

05. Primal Scream『Chaosmosis』


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06. The Avalanches『Wildflower』

07. The Stone Roses〝Beautiful Thing〟Single

08. Hamilton Leithauser + Rostam『I Had A Dream That You Were Mine』

09. David Bowie『★』

10. Teenage Fanclub『Here』


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11. Tim Burgess & Peter Gordon『Same Language, Different Worlds』

12. The Coral『Distance Inbetween』

13. Drake『Views』

14. Conor Oberst『Ruminations』

15. Pop Etc『Souvenir』


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16. Mitski『Puberty 2』

17. Disclosure「Moog For Love」EP

18. スピッツ『醒めない』

19. Pete MacLeod『Crestfallen』

20. Nick Cave & The Bad Seeds『Skeleton Tree』


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21. Travis『Everything At Once』

22. The Strokes「Future Present Past」EP

23. The Pop Group『Honeymoon On Mars』

24. Billy Bragg & Joe Henry『Shine A Light - Field Recordings From The Great American Railroad』

25. Jah Wobble & The Invaders Of The Heart『Everything Is No Thing』

26. Wilco『Schmilco』

27. ゴッチ『Good New Times』

28. Underworld『Barbara Barbara, We Face A Shining Future』

29. Jake Bugg『On My One』

30. 坂本龍一、Alva Noto etc『レヴェナント - 蘇えりし者』Soundtrack


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31. Brian Eno『The Ship』

32. Bob Dylan『Fallen Angels』

33. Miles Davis & Robert Glasper『Everything's Beautiful』

34. Hurricane #1『Melodic Rainbows』

35. Badbadnotgood『IV』

36. Mogwai『Atomic』Soundtrack

37. 石野卓球『Lunatique』

38. Trashcan Sinatras『Wild Pendulum』

39. Pink Floyd『Cre/ation - The Early Years, 1967-1972』

40. Whitney『Light Upon The Lake』


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41. Dinosaur Jr.『Give A Glimpse Of What Yer Not』

42. Ra Ra Riot『Need Your Light』

43. Justin Courtney Pierre〝Everything That Hurts〟Single

44. Hooton Tennis Club『Big Box Of Chocolates』

45. Willow Robinson「Ocean Blue」EP

46. James『Girl At The End Of The World』

47. The Lemon Twigs『Do Hollywood』

48. Peter Bjorn & John『Breakin' Point』

49. Local Natives『Sunlit Youth』

50. The Rolling Stones『Blue & Lonesome』




ゆっくりと、もっとゆっくりと時が流れてほしかった2016年。うれしかったこと(ストーン・ローゼズの新曲リリース、フジロックのウィルコとベック、個人的なあれこれ...)も、悲しかったこと(ローゼズの武道館キャンセル、イギリスのブレグジット、アメリカ大統領選挙、大好きなポップ・スターたちとの突然の別れ、そして個人的なあれこれ...)も、あっというまに僕のもとから過ぎ去ってしまったような気がする。


そんな中でも、大切な人たちとの時間と音楽だけは、つかのまだとしても呼吸を整え、言葉と笑顔を取りもどさせてくれた。耳を傾ければ、2016年はいつも以上に素敵な歌と新しいビートが聞こえてきた。


4位のチャンス・ザ・ラッパーは混沌とするアメリカ、そして世界の中でもポジティヴでありつづけた。フリー・ダウンロードのミックス・テープというリリース形態もさることながら、ヒップホップというスタイルを超えて、現代のゴスペルにも聞こえるそのサウンドには何度も背中を押された。「やれることをやりなよ」と。彼の存在そのものがメッセージなのだと思う。


そして、不安と期待がごちゃ混ぜになった未来とほんの少しのノスタルジア。今年のそんな気分にぴったりだったのが8位のウォークメンのヴォーカリスト、ハミルトン・リーサウザーと元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタム・バトマングリのコラボ作品。インディー・ロックがソウルやドゥーワップとやさしく混ざりあう、その瞬間がたまらなくロマンティック。


14位はブライト・アイズではなく、ソロ名義でリリースされたコナー・オバーストのアルバム。故郷オマハでレコーディングされたそのシンプルなアコースティック・サウンドは、ブルース・スプリングスティーン『Nebraska』やボブ・ディラン『Another Side Of Bob Dylan』にも通じるモノローグ。『Ruminations(熟考)』というタイトルも示唆的だ。


2017年はもっと〝ゆっくり〟とまわりを見渡す余裕がほしいな。ストーン・ローゼズの来日(キャンセルしないでよ!)とニュー・アルバムのリリース(されるかな?)に期待。そして、前年以上にたくさんの素晴らしい音楽と出会えますように!


(犬飼一郎)




2015年の正月早々知った佐藤一道くんの訃報を1年かけてなんとかのりこえかけたところ、デヴィッド・ボウイが...。息つく暇もなくモーション・シティー・サウンドトラック活動休止、プリンス、キース・エマーソンの訃報、スマップ解散、グレッグ・レイク、ジョージ・マイケルまで...。2016年は、まるで1977~80年のようだと思ってしまった。


そして、やはり当時のように、素晴らしい音楽は、たくさんあった。トップのフランク・オーシャンは、まさにポスト・パンクそのものという音楽性もさることながら、このリスト(http://genius.com/a/frank-ocean-lists-his-favorite-songs-in-boys-don-t-cry-magazine)にもノックアウトされた。これは、おれか? みたいな(笑)。とりわけ、現状リストの最後尾に並んでいるザ・スミス、プリンス、トーキング・ヘッズ(〝Road To Nowhere〟!)、ザ・キュアーとかね。


19位のピート・マクロードは、キリング・ジョークのユースがプロデュースしたセカンド・アルバム。フォーク・ロッキーな前作から一転、たとえば「90年代のプライマル・スクリームやローゼズが好きなひと必聴」的な素晴らしさになっている。32位のひとが、あの賞を受賞したことは最高にうれしかった。まさに、大笑いできるほどに。


43位のジャスティンは、もちろんモーション・シティー・サウンドトラックの中心人物。バンドのサヨナラ・ツアーをしてるころ、こっそりソロ・シングルを出していた(笑)。ぼくはiTunesでみつけて買ったのだが、アイコン写真(いわゆるジャケ写)を拡大してみると、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのTシャツ着てる。曲名ともども、いい意味で、モーション・シティー・サウンドトラックのデモと言われても納得しちゃう感じ。「今後への期待」も含めてのセレクション。


期待といえば、もうすでに2017年のトップ50に食いこみそうなアルバムを、職業がら2枚も聴いてしまった(笑)。うん、きっと、いい(音楽)年になる!


(伊藤英嗣)