Cookie Scene Book & Mook

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2012_07_roses.jpgフォトグラファーとして、ライターとしておなじみ久保憲司さんと、クッキーシーン編集長であるぼくの共著である標題の書籍が、2012年7月6日に発売されました。

基本的にザ・ストーン・ローゼズのファースト・アルバム『The Stone Roses』および、彼らという存在を「読み解く」一助となれば...という企画意図に基づいて制作されたものです。中核をなす部分は、クボケンさんとぼくによる、いわゆる「解説」文やコラムですが、クボケンさんによる写真など、それ以外の部分も激しく充実しています。ある意味、ムック的な作りになっているというか。

シングル「Elephant Stone」をプロデュースしたピーター・フックをはじめとして、電気グルーヴの石野卓球、コーネリアスこと小山田圭吾といったひとたちがローゼズについて語った記事も、ヒダカトオルとカジヒデキによる対談記事も収録。イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、マニ、レニという『The Stone Roses』~『Second Coming』期の黄金メンバー全員のインタヴューも、もちろん載ってます!

ちなみに、月刊誌時代のクッキーシーンでぼくとの対談記事を毎号掲載させていただいた、ロッキング・オン2代目編集長、増井修さんの特別寄稿もありますよー。

制作陣には現クッキーシーン編集部/スタッフの多くが参加しています。2012年4月から7月まで、このサイトの更新がレヴューを除き滞っていたのも、この本の制作に全力を傾けていたから...(ご迷惑おかけして、申し訳ありませんでした...)。

自分で言うのもなんですが、内容はばっちりというか、おもしろいと感じていただけるのでは...? 「オルタナティヴなロック」に興味のある方、必携! などと思っています。全国の書店、レコード店、アマゾンやHMVなどのウェブ・ショップで発売中。どうか、よろしくお願いします!

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執筆に数年、邦版制作に1年以上かかったピーター・フック著『ハシエンダ』が、この2月、ついに日本で発行された。

ミュージシャン(元ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー)であるピーター・フックが書いた本? まもとなの? といぶかしく思うかたも少なくないだろう。しかし、はっきり言っておく。これは、むちゃくちゃおもしろい。そしてクオリティーも高い。

「The Guilty Parties」と題された前文(翻訳は「罪深きパーティーをくりかえす仲間たち」。本当はニュー・オーダーに「Guilty Partner」って曲がある...というニュアンスもこめたかった。でも、この一文の和訳としてはむつかしかった:笑)でピーター自身も(美しく遠回しに)述べているのだが、本書は「当事者によるドキュメント」でありながら、ある種の客観的...批評的視線に貫かれている。それでも「評論」本にありがちな堅苦しさは皆無。愛と自責にあふれている。おそらく、だからこそ心から笑えるし、感動できる。

クッキーシーンではおなじみの中谷ななみさんとぼくが翻訳を担当、現編集部の面々も制作に関わっている。現在のクラブ・カルチャーの礎となったハシエンダや、ニュー・オーダーおよびジョイ・ディヴィジョン、そしてファクトリー・レコーズの「姿勢」に少しでも興味があるかたは、是非とも手にとってご一読いただきたい。絶対、損にはならないと思う。

ウェブ媒体としてのクッキーシーンでは、すでにピーター・フックのインタヴューをお届けしているが、ここでは長文の書評を掲載する。それを執筆した近藤くんも制作に関わってはいる。しかし(ほかの編集部員と同じく)あくまで純粋なボランティアとして編集作業の一段階に協力したのみ。最初はレヴューを希望した彼だが、なんとなく「レヴュー枠」に載せるのは変じゃない? ...みたいな感じで、この別枠を用意することにした。

まだ未読のかた、そしてすでに読んでくださったかたも、ひとつの参考になれば...と願いつつ...。では、どうぞ!

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昨年12月に発売され大好評のムック第1弾につづき、『Cookie Scene Essential Guide: POP & ALTERNATIVE 2011』が発売されました。

発行元は第1弾と同じく(株)音楽出版社。判型および定価もムック第1弾と同じでB5変形、税込1500円となります。

発行元が運営するCDジャーナルのニュース・ページに掲載された掲載された紹介文が、とても詳しくて、ふざけてて、おもしろいです。まずは、それをご覧いただくのも一興かと...。

当編集部がざっとまとめた内容は以下のとおりになります。こちらもご覧いただければ幸いです。

長い時間をかけて、一生懸命作りました。

大きめのレコード店や音楽関係に強い書店、タワーやHMVのサイトおよびアマゾンとかでも、もちろん売ってます。

よろしくお願いします!

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Side A(文章横書き)

表紙:デンジャー・マウス&ダニエル・ルッピ&ジャック・ホワイト&ノラ・ジョーンズ

特集1:デンジャー・マウス&ダニエル・ルッピ・プレゼンツ『ローマ』スターリング・ジャック・ホワイト&ノラ・ジョーンズ


その名のとおり「デンジャー」なヤツ! 00年代後半以降、ナールズ・バークレイや『ダーク・ナイト・オブ・ザ・ソウル』などによって世界を騒がせてきたデンジャー・マウスが、イタリア出身の映画音楽家ダニエル・ルッピと組んで架空のサウンドトラック・アルバム『ローマ』を制作した。リード・ヴォーカルを務めるのは元ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト、そしてノラ・ジョーンズ! この特集では、昨夏に来日を果たした際に取材をおこなったデンジャー・マウスの未発表インタヴューもフィーチャーしつつ、このアルバムの、そしてデンジャー・マウスの魅力にさまざまな角度から迫ります。

特集2:セレクション2011

2011年1月〜6月にリリースされたディスクからクッキーシーンお薦めの「ポップ/オルタナティヴ/21世紀ロック」な105枚を厳選して、一気に紹介します。もちろん全部は無理でも、まずは興味をひかれたものから聴いてみよう!

特集3:セレクション2010

2010年1月〜12月にリリースされたディスクからクッキーシーンお薦めの「ポップ/オルタナティヴ/21世紀ロック」な200枚を厳選して、一気に紹介します。(以下同上)

Side AA(文章縦書き)

表紙:プライマル・スクリーム


特集1:Second Summer Of Love Again

80年代後半のUKを席巻して、90年代初頭にプライマル・スクリームの傑作『Screamadelica』(今年20周年記念盤がリリース)や「インディー・ダンス」〜「マンチェスター・サウンド」を生んだムーヴメント「セカンド・サマー・オブ・ラヴ」とはいったいなんだったのか

パート1:プライマル・スクリーム:『Screamadelica』解説、プライマル・スクリームのボビー&イネス&マーティン(元フェルト)&マニ(元ストーン・ローゼズ)そして『Screamadelica』の立役者アンドリュー・ウェザーオール・アーカイヴ・インタヴュー集

*お詫びと訂正:この部分の、P151-150、『Screamadelica』に関する解説記事中、その20周年記念版日本盤の限定盤に関して「CD4枚+DVDヴァージョン」という表記がございます。これは誤りです。正しくは「CD3枚+DVDヴァージョン」となります。詳細は、サイドAA表紙裏(表 3)の広告ページなどをご覧ください。申し訳ありませんでした!

パート2:ニュー・オーダー:セカンド・サマー・オブ・ラヴの拠点のひとつとなったマンチェスターのクラブ、ハシエンダの共同運営者でもあったバンド、ニュー・オーダーの(サマー・オブ・ラヴに結びついた)本質を浮き彫りにします。

パート3:80年代にはUK在住だったフォトグラファー&ライター久保憲司 vs クッキーシーン編集長伊藤英嗣による、ちょっと危険な(?)対談です。

特集2:Dig Post Punk

サマーソニック2011に、ザ・ポップ・グループとPILが出演! 00年代に始まったポスト・パンク再評価の波は、まだまだ終わりそうにない。でも、ポスト・パンクっていったいどんなもの? アーカイヴ・インタヴューを駆使したザ・ポップ・グループ&スロビング・グリッスル&ギャング・オブ・フォー詳説記事、そして縦横無尽に切りまくる吉村秀樹(ブラッドサースティ・ブッチャーズ)vs ロマンポルシェ。対談などをとおして、その"自由さ"を明らかにしていきます。

特集3:'80s Rock Now

ここ最近、80年代から活躍するバンドたちの見事な新作がたてつづけにリリースされています。それなら、'80sロックをあくまで"現在"の視点から見てみよう、という企画。冒頭に、ヒダカトオル(モノブライト) vs カジヒデキ対談を大フィーチャー! R.E.M.とディーヴォ、そしてOMDの、彼ら自身の発言を盛りこんだ記事のあとは、ザ・カーズ、ザ・フィーリーズ、デュラン・デュラン、トーマス・ドルビーなどの新作から、80年代(もしくは70年代末)までを逆照射する!

2011年6月3日10時22分 (HI)

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『Cookie Scene Essential Guide: POP & ALTERNATIVE 00's: 21世紀ロックへの招待』におきまして、以下の誤りがございました。

雑誌時代に比べてかなり念入りに校正したのですが、ミスが生じてしまい、申し訳ありません。

お詫びのうえ、訂正させていただきます。

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P019 中段 29行目~
【誤】ベルギーにあるピアスというヨーロッパ最大のインディー・レーベル/ディストリビューター
 ↓
【正】ベルギーにあるPIASというヨーロッパ最大のインディー・レーベル/ディストリビューター

P079 右段 10行目~
【誤】ライヴ自体は個人による招聘で、彼らはあるバンドのサポートとして来日したとのこと。
 ↓
【正】そのライヴは個人による招聘だった。

P135 +/- {PLUS/MINUS} 左段1行目
【誤】エド・バリュヤット
 ↓
【正】リチャード・バリュヤット

P139 GORILLAZ 右段7行目
【誤】本作的
 ↓
【正】本格的

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本日の日付を入れて、ロックをかけたPDFファイルをこちらにアップしました。大変お手数ですが、ダウンロードしてプリントアウトのうえ、切り抜いてご購入いただきましたムックにはさんで保存していただければ幸いです...。

2010年12月27日19時58分 (HI)

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1997年3月から2009年12月まで「雑誌」という形で機能していたクッキーシーン(Cookie Scene)が、ウェブ・マガジンとして再起動したのにつづき、ついに「ムック(紙媒体)」としても復活。その第1弾が発売されました! 題して...「CDジャーナルムック『Cookie Scene Essential Guide: POP & ALTERNATIVE '00s: 21世紀ロックへの招待』」。

発行元はCDジャーナルでおなじみ(株)音楽出版社で2010年12月16日発売。判型などは「B5判変形、160ページ」、定価は税込1,500円になります。

キャッチ・コピーは以下のとおり。

ロックそしてポップ・ミュージックは、常に「オルタナティヴ」な存在であった。激動の時代だからこそ、その真価が発揮される。そんな視点のもと、00年代にUS、UK、欧州でリリースされた素晴らしきポップ&オルタナティヴな音楽(日本人アーティストのものを除く)を集約したエッセンシャル・ガイド。

校了寸前に「TOP 150 Albums (of the bands, whose debut albums were released after 1990) 2000-2009」というサブ・タイトルを思いついたのですが、時すでに遅し(汗)。まえがきページと奥付のみに入れこむことにしました(笑)。

同時代性にこだわるべく、「1990年代以降にファースト・アルバムをリリースしたアーティスト」にターゲットをしぼり、2000年1月から2009年12月までに発表されたディスクを150点(1組につき1点)厳選。

それぞれをリリースしたアーティスト計150組の(関連盤も含む)ディスコグラフィーを完備!

トップ42までの主なアーティストに関しては、クッキーシーンの過去の取材をとおして入手した彼ら自身の発言も原稿中に(アーティストによっては大量に)フィーチャー!

「00年代のベスト150アルバム」。さらに記事部分や(関連盤も含む)ディスコグラフィーの内容、執筆者の「プライヴェート・トップ10」コーナーなどもあわせれば、この本は200を軽く超えるアーティストたちの音楽への入り口に!

登場アーティスト:MGMT、アークティック・モンキーズ、ザ・ストロークス、2メニーDJ'S/ソウルワックス、ベル・アンド・セバスチャン、ディアハンター、フェニックス、デス・キャブ・フォー・キューティー、ファウンテインズ・オブ・ウェイン、フランツ・フェルディナンド、ダフト・パンク、オアシス、LCDサウンドシステム、アニマル・コレクティヴ、TV・オン・ザ・レディオ、ザ・ホワイト・ストライプス、アーケイド・ファイア、アントニー&ザ・ジョンソンズ、ヴァンパイア・ウィークエンド、オブ・モントリオール、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー、ザ・リバティーンズ and a lot more!

2010年12月16日13時00分 (HI)