COOKIE SCENE top 50 records of 2017

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01. Noel Gallagher's High Flying Birds 『Who Built The Moon?』
02. LCD Soundsystem 『American Dream』
03. Temples 『Volcano』
04. The Jesus And Mary Chain 『Damage And Joy』
05. Cornelius 『Mellow Waves』


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06. The Charlatans 『Plastic Machinery』
07. Peter Perrett 『How The West Was Won』
08. Black Grape 『Pop Voodoo』
09. Michael Head & The Red Elastic Band 『Adiós Señor Pussycat』
10. Ride 『Weather Diaries』


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11. Slowdive 『Slowdive』
12. GospelbeacH 『Another Summer Of Love』
13. The Horrors 『V』
14. The Gist 『Holding Pattern』
15. The Feelies 『In Between』


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16. Arcade Fire 『Everything Now』
17. Martin Carr 『New Shapes Of Life』
18. Daniel Wylie's Cosmic Rough Riders 『Scenery For Dreamers』
19. Sugiurumn 『AI Am A Boy.』
20. Liam Gallagher 『As You Were』


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21. Wire 『Silver / Lead』
22. Phoenix 『Ti Amo』
23. Sky-Hi 『Marble』
24. Saint Etienne 『Home Counties』
25. The Dream Syndicate 『How Did I Find Myself Here?』
26. The Fall 『New Facts Emerge』
27. The Chainsmokers 『Memories... Do Not Open』
28. Belle And Sebastian「How To Solve Our Human Problems, Pt. 1」EP
29. U2 『Songs Of Experience』
30. Cut Copy 『Haiku From Zero』


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31. King Krule 『The Ooz』
32. The Shins 『Heartworms』
33. Maximo Park 『Risk To Exist』
34. Roger Waters 『Is This The Life We Really Want?』
35. Maroon 5 『Red Pill Blues』
36. Pere Ubu 『20 Years In A Montana Missile Silo』
37. Rostam 『Half-Light』
38. Hercules & Love Affair 『Omnion』
39. スカート(Skirt) 『20 / 20』
40. Methyl Ethel 『Everything Is Forgotten』


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41. Queens Of The Stone Age 『Villains』
42. Dirty Projectors 『Dirty Projectors』
43. Depeche Mode 『Spirit』
44. The National 『Sleep Well Beast』
45. Stereophonics 『Scream Above The Sounds』
46. Beck 『Colors』
47. The Strypes 『Spitting Image』
48. The xx 『I See You』
49. Gorillaz 『Humanz』
50. 銀杏 Boyz(Ginnan Boyz) 「恋は永遠」Single


2017年は、素晴らしいアルバム(やEPやシングル)が多すぎた。かなり悩んだが、結構いい感じにおちついたんじゃないかな? トップ10に、ジ・オンリー・ワンズのピーター・ペレットと、ザ・ペイル・ファンテインズやシャックなどを率いてきたマイケル・ヘッド、ポスト・パンクUKを代表する二者のアルバムが入ってるのも、今のクッキーシーンならでは。

12位のゴスペルビーチはファーザー(Further)やザ・タイド(The Tyde)、ビーチウッド・スパークスなどでおなじみブレント・ラドメイカー、14位のザ・ジストはヤング・マーブル・ジャイアンツのステュアート・モクサム、17位はザ・ブー・ラドリーズのマーティン・カーのバンドなわけで(ザ・ジストは、基本レア・トラック集とはいえ、約35年ぶり)、2017年は「英雄帰還の年」だった。

19位のスギウラム、ぼく的にはいつまでも若手って気がしちゃうけれど、ここには彼(杉浦くん)の娘さんの声まで入ってる。どこかミュート・レコーズっぽい感触もあって、もちろんアーティフィシャル・インテリジェンス(人工知能)をアイ(I:i:わたくし)にかけたんだろうタイトルの冒頭が偶然ぼくの息子の頭文字と同じ(笑)という点もふくみ、あらゆる意味でシンクロした。

23位のスカイハイ(残念ながらここに〝キョウボウザイ〟は入っていないにしても)や34位のロジャー・ウォーターズの位置づけに関しては、「クッキーシーンは政治的なメディアである」という命題をあてはめてもらって、かまわない。40位の新進豪州バンド、メチル・エーテルは4ADからのリリース。〝ユビュ(Ubu)〟という曲に、完全にやられた。

そして1位のノエル。日本盤を入手して、本当によかった。海外盤ボーナス・トラックは〝デッド・イン・ザ・ウォーター〟。どうしても一道くんを思いだしてしまう...。邦盤はそのあとに〝ゴッド・ヘルプ・アス・オール〟が入ってる。まじ救われた。

(伊藤英嗣)

2017年は、音楽の楽しみ方がガラリと変わってしまいました。というのも、ふとした思いつきで始めたスポティファイが、想像以上にすごかった。圧倒的な手軽さと天文学的な物量にも埋もれることのない音楽を見つける、個人的にそんな行為が楽しかった。

8位のブラック・グレイプは20年ぶりの新作。ジョン・ライドンにセックス・ピストルズとPiLがあるように、ショーン・ライダーにもハッピー・マンデイズとブラック・グレイプが必要なのかも。マンデイズよりも自由で、実験的で、ひたすら明るい。31位のキング・クルールは前作よりもバンドっぽさを増した生演奏のグルーヴが最高! いつかベックのような存在になるかもね。

00年代に登場したバンドたちが素晴らしいアルバムをリリースしてくれたことも、うれしかった! 37位は元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタムのソロ。「バンドを離れて自ら歌う」という選択が何よりも挑戦だったはず。『Half-Light』というタイトルにも示されているとおり、不安と希望が折り重なるサウンドは儚くも新鮮。41位のダーティ・プロジェクターズは、実質デイヴ・ロングストレスのソロ・プロジェクトになってしまったけれど、独特のメロディとグルーヴへの探究心は相変わらず。むしろ、研ぎ澄まされているとさえ思える。そして、43位はザ・ナショナル。サウンドの緻密さとは裏腹に熱量が増したこのアルバムは、彼らの最高傑作だと思う。今こそライヴが見たい!

(犬飼一郎)


今回はいいレコード(録音作品)が多すぎたので...さらに50点!



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Algiers 『The Underside Of Power』
Asian Kung-Fu Generation 「荒野を歩け」EP
Bjork 『Utopia』
Blondie 『Pollinator』
BMX Bandits 『BMX Bandits Forever』
Brian Eno 『Reflection』
Cafe Tacvba 『Jei Beibi』
Cherry Glazerr 『Apocalipstick』
!!!(chk chk chk) 『Shake The Shudder』
Conor Oberst 『Salutations』


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Ed Sheeran 『÷ (Divide)』
Father John Misty 『Pure Comedy』
Filthy Friends 『Invitation』
Flaming Lips 『Oczy Mlody』
Fleet Foxes 『Crack-Up』
Formation 『Look At The Powerful People』
星野源(Gen Hoshino) 「Family Song」EP
集団行動(Group Action) 「集団行動」EP
Jeff Tweedy 『Together At Last』
Jules Shear 『One More Crooked Dance』


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Kasabian 『For Crying Out Loud』
Kendrick Lamar 『Damn.』
小沢健二(Kenji Ozawa) 「流動体について」EP
米津玄師(Kenshi Yonezu) 『Bootleg』
The Killers 『Wonderful Wonderful』
Luna 『A Sentimental Education』
The Magnetic Fields 『50 Song Memoir』
Mark Springer Feat. Sean Oliver, Flash And Nico 『Circa Rip Rig + Panic』
Matthew Sweet 『Tomorrow Forever』
Mew 『Visuals』


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Mogwai 『Every Country's Sun』
Morrissey 『Low In High School』
The Pains Of Being Pure At Heart 『The Echo Of Pleasure』
Paul Kelly 『Life Is Fine』
Paul Weller 『A Kind Revolution』
Ray Davies 『Americana』
坂本龍一(Ryuichi Sakamoto) 『Async』
Sam Smith 『The Thrill Of It All』
Sleaford Mods 『English Tapas』
Songhoy Blues 『Resistance』


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Soulwax 『From Deewee』
Spoon 『Hot Thoughts』
Steve Lacy 『Steve Lacy’s Demo』
石野卓球(Takkyu Ishino) 『Acid Tekno Disko Beatz』
奥田民生(Tamio Okuda) 『サボテンミュージアム』
The Telescopes 「As Light Return」
Thundercat 『Drunk』
Various Artists 『Sing And They'll Sing Your Song』
Various Artists 『T2 Trainspotting』Soundtrack
The War On Drugs 『A Deeper Understanding』


2017年は、本当にやばかった。犬飼さんとのラフ・セレクションの俎上にあがったものだけで、150点以上。なので、特例的に、泣く泣くトップ50からおとしたものから50点をセレクト、アルファベット順に並べました。

日本であまり話題になってないように思える3点について、軽く説明しておこう。

フィルシー・フレンズというのは、R.E.M.とスリーター・キニーの合体ユニット。ポール・ケリーとは、80年代末~90年代初頭にはA&Mと契約してて、レイモンド・カーヴァーの小説名からタイトルを拝借した曲もやっていた豪州ロッカー/シンガー・ソングライター。『シング・アンド・ゼイル・シング・ユア・ソング』というのは、1997年(クッキーシーン創刊と同じ年:笑)にマイケル・ヘッドのシングルとアルバムを出していたレーベルの最新ヒストリカル・オムニバス。20年前にはリヴァプールのレーベルだったけれど、主宰者が00年代後半パリに移住。それ以降、よりインターナショナルな存在となったことが、よくわかる。

(伊藤英嗣)

というわけで、伊藤さんと楽しくもめつつトップ50を決めたわけですが、後半、犬飼からもいくつか紹介させていただきます!

アルファベット順だと、めでたくトップ(笑)のアルジェ(Algiers)は、アトランタ出身の4人組。いちばんとんがってた頃のニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズを思わせる不穏なガレージ・パンクとゴスペル・サウンドの融合が最高にカッコいい。ポーティスヘッドのエイドリアン・アトリーをプロデューサーとして迎えたこのセカンド・アルバムはもっと注目されるべき。ちなみに、ドラマーとして元ブロック・パーティのマット・トンが正式に加入。バンドとしての態勢も整ったし、これからの飛躍が楽しみ。そして、メキシコからは、約5年ぶりとなるカフェ・タクーバの新作が到着。ディスコ、テクノからラテン・ミュージックまでを丸ごと飲み込んで全力で踊り狂うような超ハイブリッド・サウンドがさらにパワー・アップ。タイトルの『Jei Beibi』は発音すると「ヘイ、ベイビー!」に聞こえるとか、最高でしょ。

ソンゴイ・ブルース(Songhoy Blues)は西アフリカのマリ共和国で結成されたブルース/ファンク・バンド。『Resistance』は、2015年にジュリアン・カサブランカス主宰カルト・レコーズからリリースされた『Music In Exile』に続く2作目。紛争が続くマリの状況を見つめながら「逆境からポジティヴな何かを創造する」とアルバム・ジャケットに明記する彼らにとっては、音楽こそがレジスタンス(抵抗)なのだ。〝サハラ〟では、イギー・ポップがゲスト・ヴォーカルとして参加している。

(犬飼一郎)


さて、ここまで読んでくださったかたへ、さらなる特典が!

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