PEACH MELBA 「Can't Let Go」(DFA)

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PeachMelba.jpg「Happy House」のヒットで、インディー・ロック界隈でも注目を浴びたJuan Macleanが新たに始めたプロジェクト。それがPeach Melbaだ。そして「Can't Let Go」は、Peach Melbaとしての第一弾リリースとなる。

 Juan Maclean名義でCosmic Kids「Reginald's Groove」をリミックスした際の音と似ていなくもないが、本作はシカゴ・マナーに基づくオールド・スクール・ハウスのようなグルーヴが特徴的だ。Amy Douglasという女性ヴォーカリストをフィーチャーしたヴォイス・サンプリング。攻め立てるような音が聴く者の腰を振らせるシンセ・リフ。どこまでも狂おしい情熱的なパーカッション。これらの要素によって生み出される熱狂とエロスは、Juan Macleanという男がハウス・ミュージックを理解し、愛していることを証明している。よりディープに仕上がった「Can't Let Go(Dub)」「Can't Let Go(Dub Of Dub)」も素晴らしい。

(近藤真弥)

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