LOVE LOVE LOVE 「夏音色」(Speedstar) [reviews]

Love Love Love「夏色恋」.jpg  3月に発売されたフルアルバム以降、初のシングル(3曲入り)。いたってシンプルで特別新しいことをしているわけではないものの、それでいながら新鮮な輝きを放つ今作。さまざまな音楽を聴いてはいても、自分たちの作品で出来ること出来ないこと、やるべきことやる必要のないことを見極め、本来の自分たちの音楽性を大きく逸脱することがない彼らの作品は、ナイーヴでセンチメンタルで、そしてピュア。知的な印象のトラックとマッチする寺井孝太のデリケートなヴォーカルも、それだけである種の聴き手を惹き付けてやまないが、今作の注目点は、デビュー当時から良いメロディー、もっと言えば日本人が書く良いメロディーを書いてきた彼らの表現者としての自覚や熱が以前より上がっているところだ。今を生きるバンドが今を生きるリスナーに向けて、より確かな音を放ち続けようとすること。これ以上に新しいことはないと思う。純情っぷり丸出しの言葉も愛おしく、胸に刺さる。

(粂田直子)

 

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このページは、伊藤英嗣が2011年8月 1日 06:44に書いたブログ記事です。

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