PLASTIC GIRL IN CLOSET 『Cocoro』(Only Feedback)

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PLASTICGIRLIINCLOSET.jpg  岩手発、最強の新世代ギター・ポップ・バンド、プラスチック・ガール・イン・クローゼットのセカンド・アルバムが到着。(夏ならではの?)切なさ、もの悲しさを鮮明にサウンドに乗せつつ、クリアに、そして優しく聴かせてくれる。ノイズ・ギター、ピュアなメロディ、真っ直ぐなヴォーカルなどが溶け合ったマジカルなサウンドは、ノスタルジックな要素が満載ながらも「現在」の音として新鮮に響く。そんな器用さが全く嫌味に聞こえない理由は、全12曲を一気に聴かせてしまうテンションの高さが、ちゃんと彼ららしさになっているからだと思う。そ・オてとにかくメロディが美しい。マイナー・コード主体でメランコリーの深い霧が全編を包み込むも、暗い印象は与えない。それが彼らの持ち味なんだろう。風を斬るような勢いのあるギターも、かっこよくキメることをどこか恥じらっているような控えめさが美しく見え隠れ。

(粂田直子)

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