田山雄士

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THE ARCADE FIRE『The Suburbs』*画像
SUFJAN STEVENS『The Age of Adz』
EVERYTHING EVERYTHING『Man Alive』
ARIEL PINK'S HAUNTED GRAFFITI『Before Today』
VAMPIRE WEEKEND『Contra』
JAMAICA『No Problem』
おとぎ話『Hokori』
HOTEL MEXICO『His Jewelled Letter Box』
住所不定無職『ベイビー! キミのビートルズはボク!!!』
MOROHA『Moroha』

 2011年2月の時点でいいと思える10枚を挙げてみました。バタバタとした年末よりも少し余裕がある時期に、こうして振り返れるのがいいかもしれませんね。

 リマスターやデラックス盤がどかどかリリースされたり、音楽システムそのものの見直しとともにアーティスト自らがそれぞれに思うDIYを実践したり、TwitterやUSTREAMが一般に浸透したりと、めまぐるしい一年でした。むやみやたらにネガティヴなニュースばかりを持ち上げるメディアもいますが、いい音楽は変わらず生まれています。むしろ逆境下だからこそのパワーが現場には意外とあふれていたりするものです。音楽好きにとってはそんなに悪くない時代かと。

 洋楽だとこの数年はUSがやっぱりおもしろいです。特に地域を限定した聴き方をしているわけではないのですが、結果としてアメリカのバンドを聴いていることが多いです。カナダのアーケイド・ファイアの『The Suburbs』は何度も聴きました。地味ながら沁み込んでくる人懐こさのある作品。来日熱望です。あとはエヴリシング・エヴリシングのヘンテコなリズム感もツボ。こちらも来日してほしい。アリエル・ピンクの変態性、もう少し日本ウケするといいですね。ヴァンパイア・ウィークエンドの来日は盛り上がってました。

 日本ではローズ・レコーズに移籍したおとぎ話がじわじわ盛り上がってきている気がします。同じローズではMOROHAもいいアプローチを見せました。2011年1月に新譜を出した住所不定無職もグイグイきてます。ザ・エックス・エックスの来日公演の前座を務めたホテル・メキシコも面白かったですね。京都発のレーベル、セカンド・ロイヤルにはいいアーティストがたくさんいるので要チェック。逆輸入的に盛り上がったバンドではザ・スーザンもよかったです。

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