黒田隆憲

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PREDAWN『手のなかの鳥』*画像
CHARLOTTE GAINSBOURG『IRM』
MGMT『Congratulations』
相対性理論『シンクロニシティーン』
BLONDE REDHEAD『Penny Sparkle』
SCHOOL OF SEVEN BELLS『Disconnect From』
TEENAGE FUNCLUB『Shadows』
DEERHUNTER『Halcyon Digest』
THE NEW PORNOGRAPHERS『Together』
ARCADE FIRE『The Suburbs』
 年間ベストとは言っても日々その順序は入れ替わるわけで、ここでチョイスした10枚はあくまでも2011年2月22日現在のもの。よって当然、CROSSBEAT2月号に寄稿したものとは若干違っています。とりあえず、上位5枚のうちの4枚が女性ヴォーカルというところに、自分らしさが出ているのではないかと自負しているところです(笑)。

 特にランキングに大きく影響を受けたのはライヴ・パフォーマンスで、最初に音だけ聴いた時にはピンと来なかったブロンド・レッドヘッドの「ペニー・スパークル」は、2011年1月に観た来日公演の素晴らしいパフォーマンスによってガラッと聴こえ方が変わりました。それはシャルロット・ゲンズブールやプリドーン、そして相対性理論も同様。但しこの3アーティストに関しては元々アルバム自体も気に入っていて、ライヴを観たことで増々好きになった次第です。

 逆にMGMTのように、アルバムは最高に素晴らしくても、ライヴはちょっと...という場合も(彼らには、仏頂面でカラオケ版「Kids」を自嘲気味に演奏する、なんていう馬鹿げた行為を一刻も早く止めて欲しい)。上の10枚の中でライヴ未見なのはザ・ニュー・ポルノグラファーズとアーケイド・ファイアの2組。今年こそ、どこかのタイミングで観ることが出来たら良いのだけど。ちなみに、この年の海外ライヴ観戦は9月の<All Tomorrow's Parties NY>1回のみでした。今年はすでにロンドンでライヴハウス&レコーディング・スタジオめぐりを済ませ、秋にはポーティスヘッドを観るためニュージャージーを訪れる予定です。

 とにかく2010年は、佐藤一道さんとの共著『シューゲイザー・ディスク・ガイド』(P-Vine Books)を出版できたことが、自分にとって最大の出来事。本当に沢山の方々から多大なるサポートを頂き、心から感謝しています。この本を出したこと、それからTwitterを始めたことで、音楽や映画に関して同じような価値観を持った人たちと沢山出会うことが出来たのも本当に嬉しかった。みなさん、これからも末永くよろしくお願いします!

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