オータムリーフ(Autumnleaf)は、福岡出身の4人組バンド。これまでにリリースしたアルバムは、いずれも陽の光と木々が美しく輝くジャケットであり、彼らがバンドを通してそういった風景を表現したい、という心模様が想像できる。スロウで大きなグルーヴを生みだすリズム隊の上で、二本のギターによる木漏れ日のようにウォームなアルペジオが重なり合う。そしてエンジニアを務めるのはtoeの美濃隆章という、あまりにも分かりやすいポスト・ロック的な作品。
乱暴に言えば、ウィスパー・ボイスなヴォーカルを迎え入れた百景が、スロウコアをやってみたような音楽かもしれない。スリリングな曲はなく、だらだらとして、一貫してラウンジーな曲が緩慢に続く。アルバム内におけるダイナミクスはない。しかしながら、「こういう音楽をやりたい」という意欲は強く伝わる。頑固な姿勢が潔くて好きだ。強いて前作と比べるのなら、ギターの音が丸みを帯び、柔らかくなった印象。よりメロウになっている。
オータムリーフ『The Foot』(Wood/water) [reviews]
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