角田仁志

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ARCADE FIRE『The Suburbs』
JANELLE MONAE『The Archandroid (Suites Ii And Iii) 』*画像
LAURA MARLING『I Speak Because I Can』
CEE-LO GREEN『The Lady Killer』
KANYE WEST『My Beautiful Dark Twisted Dreams』
WARPAINT『The Fool』
MAGIC KIDS『Memphis』
SLEIGH BELLS『Treats』
DEERHUNTER『Halcyon Digest』
DELOREAN『Subiza』





 2010年は、近年になく年間ベストの選出に頭を悩ませた年でした。反面、それはとてもうれしいことでもあったし、シーンが充実していたことの証明でしょう。

 また、面白い動きがいくつもありました。上記ランキングで挙げているものでいえば、ジャネル・モネイとオブ・モントリオール、カニエ・ウェストとボン・アイヴァーなど、アーバン・ミュージックとインディーのクロス・オーヴァー。その結果、世界のチャートからブログメディアにまで支持された作品が誕生しわけでう。ジャンルの垣根が取り壊されるなら、これからもっとユニークな楽曲が生まれてくることでしょう。

 それに、インターネット=フリーという概念が推し進められたことにより、ユニークな動きを見せたのはアーケイド・ファイア。Google Chromeを使い、オーディエンスが参加するPV(「We Used To Wait」)を作り上げてしまいました。これからスパイク・ジョーンズと短編映画を作るということ、そして映像や物語を想起させるコンセプテュアルなアルバムをリリースしたこともあり、アーケイド・ファイアは2010年最も映像的なバンドだったといえます。

 とはいえ、これらの動きはこれからの時代に向けての通過点、という気がします。2011年もワクワクできる曲にたくさん出会える年になるといいなあ。

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