サイノマコト

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フォー・ボンジュールズ・パーティーズ『Okapi Horn』*画像
トクマルシューゴ『ポート・エントロピー』
コトリンゴ『picnic album 1』
前野健太『ライブテープ オリジナル・サウンドトラック』
山本精一『Playground』
見汐麻衣『ひきがたり』『ひきがたり2』
二階堂和美『solo』
MGMT『Congratulations』
LITTLE BARRIE『King of the Waves』
BELL AND SEBASTIAN『Write about Love』






 フォー・ボンジュールズ・パーティーズ『Okapi Horn』は、一筋縄ではいかない楽曲の構成も良いのだが、音のやりとり自体が味わい深い。笑いながら音でコミュニケートしているように感じ、それが何とも心地よい。トクマルシューゴは新作を出す度にポップミュージックの基準を上げているとしみじみ思う。同時代に新作を聴き続けられる幸せを感じる。コトリンゴの『Picnic Album 1』は、邦楽のカヴァー集。音楽を聴いて感じたことを音楽で表現できるミュージシャンに対して羨ましさを覚えた。

 個人的には、うたというものについて、ひらがなでの表記を含めて考える機会が多かった。

 二階堂和美の生命力の強さには相変わらず圧倒される。このアルバムは体力がある時でないと聴けない。山本精一と見汐麻衣(埋火)はライブも含めて印象深い。が、なんといっても前野健太。自身主演映画のサウンドトラックで、映画とその舞台となる吉祥寺の町に対する印象とは切り離せないのだが、前野健太の声の迫力と色気、演奏の力強さが圧巻。

 洋楽では、待ち望んでいた数年ぶりのリリースが印象深い。

 MGMTはファーストとは違うアプローチながら、カラフルさは変わらず。勝手に上げていた期待を軽く超えてきた。リトル・バーリーは3年ぶりの新作。どうにもこうにも格好良い。ベル・アンド・セバスチャンは4年ぶり。地に足が付いていつつ、相変わらずセンスの良さを感じた。

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