ライト(LITE)「イルミネイト」EP(I Want The Moon)

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 ジョーボックスのJロビンズをエンジニアに迎えた前作「Turns Red EP」から早くも9ヶ月。作品毎に進化の一途を垣間見せているライトが、今度はシカゴの音響/ポスト・ロックの巨匠ジョン・マッケンタイア大先生を迎え、数々の名盤を生み出しているシカゴのSoma Studioで制作された新作ミニ・アルバムを完成させた。

 鋭角的でスリリング、立体的で切れのあるタイトなインストゥルメンタル・ロック、という従来の彼らのサウンド・イメージとは少し異なり、音響/エレクトロニカ的アプローチで幕を開ける1曲目のショート・トラック「Drops」が予期させるように、これまたバンドの新たなる一歩を感じ取れる作品に仕上がっている。素早い手さばきで目を見張るような目まぐるしい曲展開はグッと抑えられ、前作同様のシンセサイザーやアートワークにもなっているマラカスなどがバンド・サウンドに加わり、どっしり地に足の着いた、ジワジワと攻め上げていくメロウなスリルさを持った楽曲がずらりと並ぶ。不思議と聴けば聴くほどあっと言う間の全5曲。早くも今後のフルレングスでの作品に、より一層の期待がかかります。

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