MIMIZ(みみづ)『Layered Session』(Telocentrip) [reviews]

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 Ars Electronica 2006でのHonorary Mentionの受賞をはじめ、SUNN O)))、大友良英、山本精一など国内外のツワモノとのガチンコ共演、円盤ジャンボリーへの参戦など、東京、岐阜、新潟とメンバーがそれぞれ離れた場所に居つつもゆっくりと着実な歩みを進める3人組のフリーセッション型ノイズ・ユニットのみみづ(MIMIZ)が、初となるプレスCDをリリース。

 今作は、2008年の夏に行われた岐阜と新潟でのライヴ・セッションの模様を収録した全2曲。ギター、ミキサー、躍動的なアラブ打楽器のレクやハンド・ドラムなどを駆使して綿密に創り上げられていくノイズ、アンビエント、ドローン、エレクトロ、エクスペリメンタルな音像を、PCでリアルタイムに分解/再構築し、創り上げられていく。明確なメロディがあるわけではないが、それが心地良かったり、はたまた高揚させられたりと、発せられる音の数々につい食い入ってしまう。その独創的に創出される様は、宇宙や未来、と言うよりもこの世の次元とは全く違う、「異次元空間」という言葉が一番しっくりくる。ゆっくり、激しく、うねって、どよめく。ひとつの曲に様々な展開を見せる彼らのセッションを、目を閉じて聴くと、そんな別世界へと誘われるようだ。

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このページは、伊藤英嗣が2010年6月23日 14:48に書いたブログ記事です。

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