Kのデジタル・シングル・クラブ [news]

今や合衆国を代表するレコード会社のひとつとなっているサブ・ポップがファンジン(Zine)としてスタートした際、その中核スタッフとして関わっていたキャルヴィン・ジョンソンによってワシントン州(シアトル...ではなく)オリンピアで1982年に始まったUSインディー・レーベルの老舗、Kレコーズが、Singles Zip-Pakという新企画を発表した。

最初に50ドル(5月31日までに申し込めば45ドル)を支払うことで、1年の間、Kレコーズから新曲のMP3ファイルが毎週2曲以上届く、というもの。

かつて、最初にお金を支払うことで定期的に7インチ・シングルが郵送されるという通信販売「シングル・クラブ(Singles Club)」をいくつかのインディー・レーベルがおこなっていた。これは、そのアップデイト・ヴァージョンといえるだろう。

1年間つまり50週にわたって毎週新曲が届く(「毎年2週間のみお休みをいただきます」という表記あり)。「生活に密着した音楽」という、インディー/D.I.Y.スピリットにふさわしい企画だ。申し込んだ人はKレコーズのデジタル・ショップ・サイトで他のものを購入した際に割引となるなど特典もある。

詳細は、Kレコーズ・サイトの当該ページ。そこでは、お馴染みミラー(Mirah)など6アーティストの曲が試聴可能となっている。なお、そこで聴けるザ・ハイヴ・ドウェラーズというのはキャルヴィン自身のバンド。そして、ダブ・ヴァージョンが聴けるチェイン・アンド・ギャングというのは、かつてネイション・オブ・ユリシーズやメイク・アップといったバンドにいたイアン・スヴェノニウス(Ian Svenonius)の最新プロジェクト。

2010年5月6日12時50分 (HI)

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